伝統と流行が調和した街、麻布。
この地で創業して以来、半世紀にわたり
物件の賃貸、売買、テナントリーシングをしてきました。

にぎやかな六本木に隣接した
閑静な高級住宅地として知られる麻布ですが、
１９６８年の創業時はとても庶民的な街だったのです。

移り住む人、商売を始める人。
お客さまと向き合う中で
あることに気がつきました。
それは、私たちの提案次第で
街も大きくかわるということです。

３００年の歴史があり、
古くは芸者町として栄えた麻布十番。
明治以降は多くの大使館が開設され、
あらゆる人種・価値観が交わる場所でもありました。
そんな独特の雰囲気に調和するのは
どんな住宅や店なのか。

私たちは魅力的な物件をそろえ、
土地に合った店を誘致することで、
都会的でありながら伝統を感じられる
街づくりを目指しました。

お金儲けだけなら他のやり方もありましたが、
街の発展に貢献することが私たちの使命でした。
それを続けた結果が、今日の麻布の姿です。

今では経営者や著名人、金融機関から信頼をいただき
麻布になくてはならない会社に成長することができました。

２０１４年。
投資用マンションブームの中、
新たな投資家が増え続けていました。
それに伴い、運用が立ち行かなくなるケースも増えていたのです。

手放そうにも投資物件の売却は専門性が高く、
多方面と交渉が必要な取引です。
そのため、解決できる専門業者はほとんど存在しませんでした。
半世紀のノウハウがある私たちは
これが新たな使命になると予感しました。

現在、「任意売却」といわれるこの取引を事業化し、
多くのお客さまに貢献してきました。
中には涙を流して感謝してくださる方もいらっしゃいます。

すべての関係者に納得いただく交渉をすることで
債権者や金融機関からも信頼されるこの事業は
人と社会に貢献できる仕事だと信じています。

北海道から沖縄まで問い合わせは全国から届き、
ニーズは今も増え続けています。
麻布で生まれ、半世紀の歩みで培ったノウハウが
日本中の問題解決に貢献しています。
引き続き麻布の発展に貢献しながら、
私たちは次の使命に取り組んでいきます。

麻布グリップは次の５０年にむけて
走り出しています。